この度、伊藤忠製糖㈱と高専機構(苫小牧、一関、福島、沖縄)による研究コンソーシアムは、
βグルカンに関する構造や機能性などに関する多角的な研究、およびその他社会貢献活動が評価され
日本応用糖質科学会の技術開発賞を受賞致しました。
βグルカンは免疫賦活作用がある素材として注目されていますが、伊藤忠製糖株式会社は水熱処理という
技術を用いた水溶性が高く、高純度なβグルカン素材(商品名:クルルのβグル)を製造しております。
2016年より伊藤忠製糖㈱は苫小牧、一関、福島、沖縄の4高専と共に研究コンソーシアムを形成し、
クルルのβグルに関する分子構造、機能性評価、アプリケーションについて多角的な研究で実績を
上げております。また、この研究体制から派生して、当社商品(宮古島のふんわりさとうきび糖)の
沖縄高専生によるコラボデザイン商品を琉球エアコミューターの機内にて販売しており、売上げの一部を
沖縄県のサンゴ礁保全活動に寄付する活動も行っております。このような産学連携の理想的なモデルが
評価され、日本応用糖質科学会2020年度大会において技術開発賞を受賞致しました。
今後も同研究体制のもと、優れた商品の開発に取り組んでまいります。